国際バカロレア(IB)のメリットと注意点

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海外の大学に進学する場合のメリット

国際バカロレアには、様々なメリットがあります。

まず、海外大学へ進学する場合ですが、下記のページが詳しいです。

http://geic.jp/international-baccalaureate/advantages-of-ib

なかでも、下記の発言は注目です。

アイビーリーグの某名門大学のアドミッション担当者は次のように語ります。「近年、アメリカの上位大学の間では、IBディプロマの高得点取得者の取り合いになっています。彼らのアカデミックスキルはアメリカカリキュラムのAP修了者より明らかに高い。IBのテストが大学のリサーチ型教育を意識した論述式になっていることが多いので、IB高得点者が優秀なのは当然でしょう。」

実際、各大学の合格率を見ると、米国でのIB生の評価は総じて高いようです。

  • ハーバード大学 10%(IB) 7%(全体) 1.4倍
  • ブラウン大学 18%(IB) 9%(全体) 2.0倍
  • コーネル大学 31%(IB) 18%(全体) 1.7倍
  • コロンビア大学 13%(IB) 9%(全体) 1.4倍
  • プリンストン大学 16%(IB) 8%(全体) 2.0倍
  • イェール大学 18%(IB) 7%(全体) 2.5倍
  • ペンシルベニア大学 24%(IB) 14%(全体) 1.7倍
  • スタンフォード大学 15%(IB) 7%(全体) 2.1倍
  • UCバークレー校 58%(IB) 26%(全体) 2.2倍
  • UCロサンゼルス校 48%(IB) 23%(全体) 2.0倍

http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/…

また、米国では下記のような単位認定等もあるようです。

ハーバード大学

  • 上級レベル科目のスコアが7(満点)の場合、一部科目の履修免除(単位認定)
  • 上級レベル科目のスコアが3つある場合、速習プログラムへの参加資格

コロンビア大学

  • 上級レベル科目のスコアが6又は7の場合、各科目につき6単位(最大16単位)が与えられる(学科で認められている場合)

カリフォルニア大学ロサンゼルス校

  • 上級レベル科目のスコアが5の場合、ほとんどのIB資格取得者に単位が与えられる(専門分野により異なる)

http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/…

このように、海外大学への進学を考えるなら、IBを検討しない手はありません。

日本の大学に進学する場合の注意点

次に、日本の大学はどうでしょうか?

日本に関しては、米国のような入試でのDPスコアの活用や、単位認定の優遇などは殆どありません。IBを生かして大学入試に臨むのは、正直、選択肢とメリットの少なさからマイナスです。

せっかく苦労してディプロマ資格を取得しても、大学入試に直結しないのであれば、IBの道に進むのを躊躇してしまうでしょう。

とはいえ、IBのDPスコアを活用した入試(IB入試)を実施する大学は、今後増える傾向にあります。

https://ibjpn.com/ib入試実施大学/

また、政府が2018年に国際バカロレア認定200校を目指していることからも、国内の大学でのIB活用は今後進んでいくでしょう。

まとめ

国内の大学への進学を視野に入れながら、海外の大学への進学も可能にする国際バカロレアは、魅力的な教育プログラムです。

何より、子供が生き生きと自主的に探究し表現している姿を見ると(あえて”勉強”、”学習”とは言いません)、また自分がIBのような教育を受けたかったという思いを持つと、このIBを日本で広めたいと在野ながら願うに至りました。

今は、過渡期であり変革期です。情報が不足して不安感を持つのは本来あるべき姿ではありません。本サイトでは、IBに関する情報の充実を図りつつ、IB教育の実像と進化を追っていきます。それが、少しでも、IBに興味を持つ人の役に立てれば幸いです。